エッセイとかレポートの寄せ集めブログ

【激痛注意】紫蘇かと思って触れたらとんでもないヤツだった

※※注意事項※※
・諸事情により上のメイン画像は「紫蘇」の写真です。

*****************

ちょっと聞いてほしい。
私の残念な体験談を。

私の趣味は登山である。
山はいいぞ、涼しいし気持ちいいし何より美しい。
そして時にとても厳しい。
よく「山をナメるな」と言うが、山の危険って遭難や滑落だけじゃないんだと。
今回それを実感したので記事に残しておこうと思う。

事件は山で起きた

つい先日、私は単独でとある低山へウキウキと足を踏み入れた。
その浮かれっぷりがこちらである。



この直後のことだった。
この登山道を少し進んだところで、紫蘇にそっくりな植物が目に止まった。

ん?紫蘇?こんなところに?

しばし紫蘇らしき植物を見つめているうちに、ほとんど無意識に手が伸びた。
そっと触れてみる。

その瞬間─

ものっすごい衝撃だった。
めちゃツヨの静電気のビリッみたいなのが、触れた指先に走った。

「いっ!!!!!」

ビクゥっとなりながら手を引っ込めたんだが。
これがめっちゃ痛いわけだ。
あまりにもビックリすると、人は「いっ」しか言えないんだな。
衝撃でちょっとパニック。

このとき、棘が刺さったんだと思って指先を見てみたが何もなかった。
この紫蘇らしき植物をよく見ると、紫蘇にはないはずの棘が茎にたくさんあるではないか。
たぶん、葉の表面にも細かい棘状のものがあるのだろう。

ともかく、もはやソレが紫蘇だろうが紫蘇じゃなかろうがどうでもいい。
ピリピリと痛いのだ。何とかしたい。

かといって指は見た目では何もないし赤くもなってないし。
こりゃどうしたもんか。
仕方ないので、指に水を流しながら洗ってみた。
が、痛みが鎮まることはない。

痛みの種類が棘が刺さったときのソレじゃないんだよな…。
このピリピリと痺れを伴うような痛みは、単なる棘じゃなさそうだぞ。

もし猛毒植物とかだったらどうしよう!
たまにテレビでやってるけど、意外にも身近に潜んでいるものなんだよな。
しかもこういった山に。
やべー、私…生きてるよね?
「猛毒植物に興味本位で触って危険な目にあった女性」とかいって
アンビリバボーの番組のネタになっちゃうよ。

とまぁ、ちょっとパニックを起こしたが冷静に考えてみる。
痛みは触れた箇所のみ、局所的だ。

ま、大丈夫だろ。
先へ進もう。
ここまでの一連は、登山道に入ってたった5分のことである。
幸い、この惨事は誰にも見られていない。

痛みの原因「イラクサ」

ピリピリ痛む指をもみもみ気にしながら登り、峠に出た。
痛いなぁと思いながら休憩を取り、バカだな私と思いながらまた歩き出した。
尾根上をひたすら歩き、最初の山頂に到着した頃。

あれ…痺れの範囲が広がってんだけど!
ヤバくない!?

そこの茶屋で休みながら、スマホでググってみた。
「紫蘇 そっくり とげ」

原因、判明。
私が触った植物はイラクサというものだった。
どうやらコイツ、蕁麻疹を引き起こす物質ヒスタミンを放出するらしい。
紫蘇だと思って触って痛い目に遭った人、恐らく数知れず。

イラクサ(刺草・蕁麻、英名:Nettle、学名:Urtica thunbergiana)とは、イラクサ科イラクサ属の多年生植物の一種、または総称。夏から秋にかけ、緑白色の雄花と淡緑色の雌花が咲く。茎や葉の表面には毛のようなとげがある。そのとげの基部にはアセチルコリンとヒスタミンを含んだ液体の入った嚢があり、とげに触れその嚢が破れて皮膚につくと強い痛みがある。

wikipedia

なるほど、蕁麻疹の語源にまでなった植物のようである。
イラクサの放出するヒスタミンが指に触れ、痛みが生じているのだ。

まぁ命の危険はなさそうだ。
痛くて気になるけど、ほっとけば治るだろう。

症状

調べたところ、イラクサには茎や葉に棘状の毛がある。
その毛の中に蕁麻疹を引き起こす物質であるヒスタミンが入っていて、こいつが皮膚に触れてしまうと赤く腫れ、激しい痛みが生じるとのことだ。
人によっては数日もの間痛みが続いたりもするらしい。

私の場合、ビリビリ痺れるような痛みのみで、腫れも赤みもなかった。

対処法

調べてみたが、これといった対処法は見つからなかった。
正しいかはわからないが、私はすぐに水で洗ったのは良かったかもしれないと思っている。

それと実は、私は花粉症なのでこの時期抗ヒスタミン薬を服用している。
そう、実はヒスタミンは人体が元々持っている物質なのだ。
普段はおとなしくしているんだけど、なんらかの刺激で活性化しアレルギー症状を引き起こす。
花粉症などのアレルギーは、花粉というアレルゲンを体内に取りこむことでヒスタミンが暴れだし症状が出るわけだ。

なので、運よくヒスタミンの暴走を抑える薬を服用していたので軽い症状で済んだのかもしれない。
わかんないけど。

教訓

登山をする人は知っていると思うが、山では色々ルールやマナーがある。
植物や花を摘んだり採ったりしない、動物に干渉しない。
これらは自然や生態系を守るための最低限のマナーだ。

で、今回強く思った。
植物に触れることもダメ、絶対!
優しく触れるだけのつもりが、返り討ちにあった。
気安く触ってくれるなということだ。
山を、自然を、ナメたらダメだなホント。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です